ブラッシング金彩と優しい花々

【作品の詳細】 

なんと優しい雰囲気のトリオ（カップ＆ソーサー＋プレート）でしょう。こちらの作品の裏印のるＲ＆Ｄはレッドファーンとドレイクフォードという二人の経営者による窯元でございます。

スタッフォード地域のロングトン通りに１８９２年に創業いたしました中堅（中堅の上というべきでしょうか）のとても良い窯元です。デザイン性が高いうえに素地の堅牢な磁器を制作したために高級ホテルのテーブルウェアーにもよく採用されました。 こちらのトリオは１８９６年頃の作品となります。

残念ながら、同業者との競争は激しく大規模な合併の流れにも乗ることができず、１９３５年には消滅してしまいます。しかし、この間に作られました作品のいくつかは、今日まで極めて高いデザイン性と保存状態の良い磁器のために、大変な人気を博しております。 

こちらのお品物も、そうした人気の作品のお品物のひとつで、ブラッシング金彩のＲ＆Ｄの典型的なデザインの一つです。

その他、こちらのブラッシング加工のお品物もぜひ併せてご覧くださいませ。

★ 19世紀のアフタヌーンティーカップ＆ソーサー

 【コンディション】

１２０年も前のお品物ですが、貫入、ヒビ、カケはなく、スレも最小限で、極めて綺麗な状態です。手作りですので、個々の作品により多少の違いがございます。写真と全く同じではございませんので、その点ご了承くださいませ。 

【サイズ】

カップの口径 約８ｃｍ / １０ｃｍ（ハンドルを含む）
　　　　高さ 約６ｃｍ
ソーサー直径 約１４ｃｍ
プレート直径 約１７ｃｍ

当店取り扱いのお品は原則として未使用品ですが、全くの新品ではございません。飾ってあった年月などにより、若干経年を感じさせるお品もございます。以上、ご了承の上、お買い求めいただきたく思います。記載がない限り１点のみの価格表示となっております。ご注文に際しましては、写真をベースとして価値・クオリティーをご判断ください。気になる点がございます場合には、ご購入前に、こちらから ご確認くださいませ。

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