スージー・クーパー アヤメのトリオ

スージー・クーパー アヤメのトリオ

価格
¥28,000
セール価格
¥28,000

【作品の詳細】 

本日はスージー・クーパーの作品の中でも、後期でとても落ち着いた作品として知られる「アイリス(アヤメ)」のご紹介でございます。 スージー・クーパーの代表作『ドレスデンスプレイ』 などと比べてみましても、その落ち着きが際立ちますね。 

和田泰志先生はスージークーパーの良さが伝わるのはその1922年から28年頃の物だとされ、後期の大量生産品には厳しい評を下されています(ヨーロッパ・アンティークカップ銘鑑 1996、235-237項)。 

しかしながら日本でも英国でもそうですが、人気が高いのはこの頃の作品のようですね。最も、大量生産により作品が手に入りやすいということと密接なつながりがあることは当然なのですが。それにしてもです、このデザインが陶磁器のご専門家、権威の先生方にあまり支持されないのは、もしかしたら男女の感性の違いがあるかもしれませんね(実は私も和田先生のご意見に非常に賛成だったのですが、社会学を先行した従業員に諭されて、広く人気の有る物にはそれなりの理由があるかもしれないと、何度も何度も見ているうちに少しずつわかってきたような気がします)。どうぞ、この点に関連しまして『ヴェネツィア』をご覧くださいませ。 

スージー・クーパーは1924年には大英帝国博覧会とアール・デコの最も権威のある博覧会パリ・デコラティヴ芸術博覧会で銀メダルを受賞しました。その翌年、1925年に独立後、紆余曲折を経て、1966年会社はウェッジウッドの傘下となり、スージーはウェッジウッド社のデザイナーとして活躍していくことになります。こちらの作品はそんなウェッジウッド社の中で製造された作品となります。

スージー・クーパー英国陶器の郷、ストーク・オン・トレントの街に生まれ育ちました。ストーク・オン・トレントは英国北部のカントリーサイドの街ですので、周りに自然があふれており、子供の頃からお絵かきが大好きだったスージーにとって周りの花々を描くこととは自然な成り行きだったと考えられます。そしてその花を描くということは生涯にわたってスージーのテーマとなりました。こちらのアヤメもそのテーマのひとつとなったのです。

英国を代表する近代陶芸家スージー・クーパーをもっとお知りになりたい方は「スージー・クーパー・ストーリー」 もぜひご参考くださいませ。 

【コンディション】 

ひび、かけなどはございません。ソーサーに小さな色の剥げがございますが、とても光り輝くとてもよいコンディションです。とても良いお品物です。 

【サイズ】 
カップ 直径 約8cm / 約10cm (ハンドルを含む)
    高さ 約8cm
ソーサー 直径 約15cm
プレート 直径 約17cm

注)法規則上、私どものお品物は原則ディスプレー用でございます。飲食器具として実用される場合にはお客様のご判断と責任にてお願い申し上げます。まず問題ないものと存じますが、スージーの素地には一般に貫入が多いことからご注意を喚起するためのご注書きです。 

当店取り扱いのお品は原則として未使用品ですが、全くの新品ではございません。飾ってあった年月などにより、若干経年を感じさせるお品もございます。以上、ご了承の上、お買い求めいただきたく思います。ご注文に際しましては、写真をベースとして価値・クオリティーをご判断ください。気になる点がございます場合には、ご購入前にメールにてご確認くださいませ。