【伝統・本物】200年物ニューホールカップ&ソーサーの金彩と薔薇

【伝統・本物】200年物ニューホールカップ&ソーサーの金彩と薔薇

価格
¥39,800
セール価格
¥39,800

【作品の詳細】 

本日は英国アンティークスが高く評価、プロモートしてまいりました英国の隠れた名窯リッジウェイのオールドイングリッシュハンドル、かつ金彩と薔薇絵というとても英国磁器らしい作品のご紹介です。 

もうお気づきですね、はい‥‥200年程の歴史のどこかで、ハンドルが完全に取れた形跡がございます。 

でも、全くその事実を隠したり、恥ずかしがったりする必要を感じさせません。前オーナーの方、キチンと修繕されハンドルをしっかり付け直してくださいました。現在のように瞬間接着剤でちょこっと接着すればいいという物ではありません。 

憧れの白器を大切にするために、修繕の技術という物がとても尊敬され感謝された時代だったのです。わたくしどもではこの修繕の技術に関するアンティーク本も3冊ほど手元においております。 

わたくしがアンティーク店を始めたころを思い出します。「そんなもの売ろうと持っても売れないよ」と諭されたものです。多くのお客様は完全なものをお求めだったのですが、少し頑固な私は、その修繕の哲学と思いを後世に伝えたいと生意気なことを言ってお答えしたものです。今となっては多くのお客様にそうした想いをご理解いただき、作品保全にご協力いただけるようになりました。心より感謝申し上げます。 

でも、何も難しいことではありませんでした。「こんなきれいな作品、捨てられますか?ちゃんと大切に撮って於けるように修繕までされてますのに。」とお伝えするだけでした。そうした修繕の想いと技術は、翻って現代の日本で芸術の域まで発展して海外にまで紹介されているのをご存知ですか?今度詳しくご紹介いたしますね。 

‥‥と当初記載いたしましたが、研究してまいりますうちに、こちらの作品、およそ15器ほどのリッジウェイの作品群を入荷した際の一つで、しかも前のオーナーの方のメモ「リッジウェイ c1815ー20」が添付されておりましたので、あまり疑うことをいたしませんでした。しかも、パターンナンバー2901はリッジウェイの1800年代前半の物としては整合的なので、本当に疑うことをいたしませんでした・・・。 

しかしどうやらこちらはニューホールの作品のようです。偶然、和田泰志先生の『ヨーロッパ・アンティーク・カップ銘鑑』の90頁に「イングランドの薔薇」の例として掲載されていることを発見いたしました。でも少し腑に落ちなかったのが、私どもの手元にございますニューホール の専門書 「 New Hall 」(David Holgate, 1987)ではニューホールのパターンナンバーは一番大きいものでも2679で止まっているのです・・・(本書はニューホールのパターンブックの再構築を意図したもので、信頼できるものの一つです)。 

他方、ニューホールのパターンナンバー2901でデータベースを検索いたしますと、あるオークションハウスでこちらの作品に非常に似たものがやはりニューホールの2901として落札されておりましたので、おそらくそうなのだろうと思います。もう少し確証を得る必要があるかとは思いますが、ここに訂正させていただきます。

素地が薄くてきれいですね(写真をご覧ください、良く透けています)。薔薇絵の筆使いが珍しく卓越したものです。美しくも尊厳のある作品です。200年も生き続けてきたこのカップ&ソーサーをどうぞこれから先も大切にしてやってくださいませ。 

【コンディション】 

200年位経っている作品と思います。ハンドルの修繕のほか、金彩と薔薇絵の擦れが見られますが、全体的な作品の素晴らしさに価値を見出していただけましたら幸いです。 その他はご覧のとおりきれいな状態です。小さなひっかき傷やスレがございますが、ヒビ、カケ、修正などのない非常にすぐれた作品です。1800年代初期の200年物です。

【サイズ】 

カップ口径 約9cm / 11・5cm(ハンドルを含む)
    高さ 約5.5cm
ソーサー直径 約15cm(高さ3cm)

当店取り扱いのお品は原則として未使用品ですが、全くの新品ではございません。飾ってあった年月などにより、若干経年を感じさせるお品もございます。以上、ご了承の上、お買い求めいただきたく思います。ご注文に際しましては、写真をベースとして価値・クオリティーをご判断ください。気になる点がございます場合には、ご購入前にメールにてご確認くださいませ。